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手揉み秋茶はやんちゃ味

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数年前から、庭にあるお茶の木で自家製手揉み茶を作っているのですが、
曾祖父がやっていたやり方のわずかな記憶をたよりの製作のため、
どうしても、ほうじ茶と緑茶の間の子のような、それはそれで美味しいのですが、
茶葉の色も形もいまいちで、
針のように細くまっすぐな茶葉の手揉み緑茶を作ってみたいと、常々思っていたところ、市内で教えていただける機会にめぐまれました。

「高梨茶園」さんにお世話になりました。
素人ばかりの集まりを相手に熱心に指導してくださり、2時間の茶摘みの後、わたしにとっては嬉々としての、立ちっぱなし8時間作業でしたが、しばらく火にあてればできると思っていた方には、驚く行程の数々に圧倒されていたようです。
それもそのはずです。手揉み茶にも全国大きくわけると八つほどの「流派」があるそうで、地域やお茶の性質で、よりよいものをと、いろいろ門外不出の手法があるそうです。それで現在、手揉み茶を一般に広げるためにもと、標準の手法が確立されたそうで、今回はそれを教わりました。
しかし、それでも行程にひとつひとつ名前があって、「葉振るい」「軽回転」「重回転」「こくり」などなど、それを延々1時間以上づつこなしていくわけで、根気が用されます。その技術は1、2回やってとても身につくものではありません。静岡で寮生活をして修行中という息子さんの手さばきは、マジシャンのようでした。



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天気がなんとかもっての茶摘み。市内でも山奥のほうなので空気が違います。


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時間をきっちりはかりながら、お茶の葉をセイロで蒸します。


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「ほいろ」という手揉み茶専用の装置を使って、いよいよ「葉振るい」の行程から開始です。


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こちらが修行中の息子さんの手さばき。まだあどけなさが残る手が、無駄なく美しく動きます。最後の行程はおまじないのようでした。


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できました〜!初めての割には、よく針のように細くなったようです(^^)


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さてお味見は。。。ぅう〜〜ん♪
この写真の色はいまいちですが、実物は若草のきれいな色でして、芳香な香りとともに、口にふくむと、まろやかな甘みと、味をひきたてる渋みがバランスよく感じることができます(^^) 春のお茶にくらべると、香り、甘み、渋みが、しっかり伝わってくるようで、秋茶は野生的な感じがしました。どなたかが「やんちゃ」だねとおっしゃいました。

それにしても、プロの方でも、1回に手揉みでつくる緑茶の量は、最終的にその方の手に収まるような量しか作れないそうで、もともと庶民が、毎日がぶがぶ飲むような飲み物ではないのですねぇ。




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by comalisfield | 2007-10-15 07:58 |

神奈川県は丹沢のふもとで、食べ物からエネルギーまで、地域自給力アップを考えます!


by comalisfield
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