こんな公園もあるのですね。
面白い公園があると聞き、立ち寄ってみました。
東京は世田谷区、小田急線梅が丘駅近くの羽根木公園。
ここには梅の木がたくさん植えられていていたり、大きな木々もたくさんあります。その一画に、この公園、プレーパークはありました。
公園と言っても、中へ進んでみると。。。
うっそうとした木々の下に、
小屋と屋根代わりのブルーシート。。。
ちょっと何かさっきまで外を歩いて来た雰囲気と違います。
もう少し中へ入ってみると。。。
う〜ん、一見ここは難民キャンプ場かと思うような光景です。
薪も焚かれているし。
あたりを見歩いてみると、
なんか皆さん、お好きなように過ごしてるって感じです。
子ども達だけで、火遊びしてるし、普通だったら、ありえない光景です。
そー言えば、大人の方も結構いるのに、「あぶないわよ。」とか「こら、やめなさい!」とか、子どもを注意する声が聞こえてきません。
小屋の脇に、こんな看板がありました。
う〜んなるほど、子ども達の意志を尊重して、自由に、そのかわり、自分たちでちゃんと責任を持って遊んでもらう。そのための、プレーリーダーって、たぶんそうらしい、お兄ちゃんが何人か確かにいて、子どもたちの遊びを助けているようです。
ふ〜ん、すごーい。
すごいぞ世田谷。
いっさい、出来合いの遊具がなくて、廃材を利用して作られています。
こーいうのとかも、ひとつひとつ、その時の子ども達の希望をもとに、お兄ちゃんと子ども達が夢中になって作ったものなのでしょうね。
まだ途中かな。
ここなんか、すぐにでも、ひと芝居できそうな空間ができあがってます。
まだ暑い日とあって、子ども達に人気があったのは、このウォータースライダー。
これも手作りですね。
上に登ったところに、ちゃんとした囲いがなく危ないのですが、ちゃんと子ども達はそれをわかっていて、ちゃんと気を付けて順番待ちしていました。
むしろこのほうが、その危険性をわかった上で、遊べるのでしょうね。
普通の公園では、認可の下りない遊具です。
でも、ここにはここでのルールがしっかりあって、それを子ども達は肌で感じて、その時その場のルールのもとに、遊びほうけてます。
これなんかも、お玉によくわからない液体をいれて、それを火にかけています。ちゃんと役割分担ができています。お玉を持つ人、団扇であおぐ人、お玉の中をかき混ぜる人。なんだろ、カラメルでも作っているのかな。真剣に作っているので、声はかけませんでした。
広場のはじっこで、黙々延々、ひとりで何か金属をカチャンカチャン言わせて、作業し続けている子もいました。
自分の小さかった頃を思い出します。
一見何してるか分からないけれど、その子の頭の中では、完璧な世界が出来上がっていて、その世界の中で過ごしているのです。
なんにでもなれた。どんな世界も作れた。
泥んこがご飯に化けたり、どんぐりがダイヤモンドになったり、ボロ布がドレスになったり、その時これはこれ、って決めれば、みんな、または一人でも、そのルールに法って、どんなことでもできたっけ。
ここはそんなことが、堂々と、しかもちょっと子ども達の力だけでは無理なことも、お兄ちゃん達の力もあわせて、実現できちゃうところなのでしょう。
それを傍らで、親達はのんびり見守っています。
ベンチがないので、
大きな釜に座ったりして。。。
そのそばで、子ども達が遊んでいます。
こうなるまでは、いろいろあったことでしょう。
こんな看板もありました。
近くに普通の公園もあります。
野球場もあり、大きな並木道の中、散歩するにはうってつけのところですので、梅が丘に足を運ばれた際には、ぜひお立ち寄りください☆
そして羽根木プレイパークに向かえば、
気になるチラシも貼ってあったりします(^^)。。。
こんな公園、
地元にもあったらなと思いました。
羽根木プレーパークHPはこちらをクリック。
by comalisfield
| 2008-09-12 21:00
| 遊