身近な野草を身近に。
とても気持ちのよい秋の日が続いています。
農作業の合間、身近な野草を知るお勉強会に参加してきました。場所は地元の「くずはの家」。
北里大学の石川先生のもと、普段よく目にする草木のことをもっと知りたいと思っていたので、よい機会となりました。
まずこのハート型のヤマイモの葉っぱより、ちょいと幅の広い葉っぱ。よくヤマイモの近くにあり、これは何だろと思っていたら、
「オニドコロ」という植物で、根茎は苦みを抜けば食べられるそうです。(ちなみにこちらは右巻きで、ヤマイモは左巻き)
供物として使われる榊(さかき)
と、こちら「ヒサカキ」。この葉っぱの縁がギザギザになったものも店頭で売られているのを見たことあるのですが、関東以北では榊の代用として使われるそうです。なるほど。
この可愛く咲いているのはミゾソバ(溝蕎麦)。葉っぱの形から「牛の額」とも呼ばれているそうです。今私の田んぼでも咲きほこっています。若葉は食べられるそうなので、さっそく田んぼで作業中、ひとかじり食べてみたら、まったくアクもなく、特徴もないのですが、おひたしとか普通に使えそうです。
そして「薮枯らし」と言うつる草は別にあるのだけど、こちらも薮を枯らしてしまうほど勢力のある草。
これが「カナムグラ」という薬草にもなる草と知りました。花粉症の要因植物でもあるのですね。
花粉症と言えば、よく豚草と間違われる背高泡立草。花粉症の要因となるのは風が運ぶ風媒花の植物類だそうで、これは虫媒花だそうなので花粉症とは関係ないそうです。よく見るとミツバチがいました。一時よりも勢力が落ちたようですし、こうやって見ると泡立草も綺麗なものですね。
くずはの家のまわりは水も豊富で、歩いていて気持ちのよい所です。(夏は蛍が近くでみられます。)
そんな水辺には田字草(デンジソウ)。
これは陸地でも生きられるそうで、四葉のクローバーとして使われてる時もあるとか。
「トリカブト」も花を咲かせていました。猛毒です。
毒と言えば、こちらの「ヨウシュヤマゴボウ」。よく薮のかたすみにあって、今の時期美味しそうな実をつけていますが毒だそうなので、お気を付けください。(それはわたしか?)
今回驚いたのは「虫こぶ」の存在です。
これはヌルデという木の葉っぱ。
アブラムシの仲間が木に寄生してコブを作り、ちゃんと葉っぱと一緒に紅葉もしています。
中を割って開けてみると、うじゃうじゃいます、、、。
でもそれを「五倍子(ごばいし)」とか言って、タンニン材になるそうで、人間は薬用にしたり、染色にしたり、その昔はあの「おはぐろ」に使っていたそうです。
ここで、よく中華料理などに使われる赤い実のクコ、その花が紫色に咲かせるのも知りました。
ダクダミ、センブリとともに三大民間薬のひとつの「ゲンノショウコ」も可愛い花を咲かせていました。白い花のもあります。
そして遊びの道具にしかならないと思っていた「ジュズダマ」も、薬用になることを知りました。
こちらは滋養強壮になるという「ガマズミ」の実。ひとつぶ口の中に入れてみたら姫りんごのようなさわやかな味がしました。
なので、早速果実酒にしてみました。このまま寝かして約2ヶ月、どんな味になるか楽しみです。
農作業の合間、身近な野草を知るお勉強会に参加してきました。場所は地元の「くずはの家」。
北里大学の石川先生のもと、普段よく目にする草木のことをもっと知りたいと思っていたので、よい機会となりました。
まずこのハート型のヤマイモの葉っぱより、ちょいと幅の広い葉っぱ。よくヤマイモの近くにあり、これは何だろと思っていたら、
「オニドコロ」という植物で、根茎は苦みを抜けば食べられるそうです。(ちなみにこちらは右巻きで、ヤマイモは左巻き)
供物として使われる榊(さかき)
と、こちら「ヒサカキ」。この葉っぱの縁がギザギザになったものも店頭で売られているのを見たことあるのですが、関東以北では榊の代用として使われるそうです。なるほど。
この可愛く咲いているのはミゾソバ(溝蕎麦)。葉っぱの形から「牛の額」とも呼ばれているそうです。今私の田んぼでも咲きほこっています。若葉は食べられるそうなので、さっそく田んぼで作業中、ひとかじり食べてみたら、まったくアクもなく、特徴もないのですが、おひたしとか普通に使えそうです。
そして「薮枯らし」と言うつる草は別にあるのだけど、こちらも薮を枯らしてしまうほど勢力のある草。
これが「カナムグラ」という薬草にもなる草と知りました。花粉症の要因植物でもあるのですね。
花粉症と言えば、よく豚草と間違われる背高泡立草。花粉症の要因となるのは風が運ぶ風媒花の植物類だそうで、これは虫媒花だそうなので花粉症とは関係ないそうです。よく見るとミツバチがいました。一時よりも勢力が落ちたようですし、こうやって見ると泡立草も綺麗なものですね。
くずはの家のまわりは水も豊富で、歩いていて気持ちのよい所です。(夏は蛍が近くでみられます。)
そんな水辺には田字草(デンジソウ)。
これは陸地でも生きられるそうで、四葉のクローバーとして使われてる時もあるとか。
「トリカブト」も花を咲かせていました。猛毒です。
毒と言えば、こちらの「ヨウシュヤマゴボウ」。よく薮のかたすみにあって、今の時期美味しそうな実をつけていますが毒だそうなので、お気を付けください。(それはわたしか?)
今回驚いたのは「虫こぶ」の存在です。
これはヌルデという木の葉っぱ。
アブラムシの仲間が木に寄生してコブを作り、ちゃんと葉っぱと一緒に紅葉もしています。
中を割って開けてみると、うじゃうじゃいます、、、。
でもそれを「五倍子(ごばいし)」とか言って、タンニン材になるそうで、人間は薬用にしたり、染色にしたり、その昔はあの「おはぐろ」に使っていたそうです。
ここで、よく中華料理などに使われる赤い実のクコ、その花が紫色に咲かせるのも知りました。
ダクダミ、センブリとともに三大民間薬のひとつの「ゲンノショウコ」も可愛い花を咲かせていました。白い花のもあります。
そして遊びの道具にしかならないと思っていた「ジュズダマ」も、薬用になることを知りました。
こちらは滋養強壮になるという「ガマズミ」の実。ひとつぶ口の中に入れてみたら姫りんごのようなさわやかな味がしました。
なので、早速果実酒にしてみました。このまま寝かして約2ヶ月、どんな味になるか楽しみです。
by comalisfield
| 2008-10-31 13:08
| 遊